日本最大級のリビングラボ「ナスコンバレー」で実施中の実証実験に参画。DX技術を活かした再生・リノベーション。
リノベーションとデジタル技術の融合をミッションに掲げる株式会社a-tech(本社:東京都目黒区 代表取締役:板坂 宜昭)は、事業を通じて社会課題解決に取り組む株式会社LIFULL(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井上高志)が国内最大級のリビングラボ「ナスコンバレー」(栃木県那須地区)で行う[築古の空き家化した別荘をデジタル技術により再生・リノベーションし不動産のバリューアップを図るプロジェクトの実証実験]に参画し、フィンランド式サウナと一体型になった貸別荘「rinne 2nd living Sauna villa Nasu」を共同開発いたしました。
a-techはプロジェクトの企画段階からリノベーションアドバイザーとして参画。内装・エクステリアなどの心地よい空間づくりをトータルで手掛け、空き別荘を時代のニーズに合わせた施設にバリューアップ。それと並行して「3Dスキャンによる現況データを用いた遠隔での打合せや見積作成など設計・施工プロセスの効率化」の実証実験を行いました。本取り組みは国土交通省が推進する「令和4年度住宅生産技術イノベーション促進事業」に採択され、現場の生産性向上と住宅ストック市場の活性化が期待されております。
本実証実験はa-techの地方創生事業第一弾となりました。全国的な社会課題である空き家問題の解決手段のひとつとして注視されるリノベーション。そこにデジタルを積極的に取り入れる事で生産性と効率化を図り、新たな可能性をもたらす事を視野にDX化を推進してまいります。
株式会社LIFULL
rinne 2nd living Sauna villa Nasu
https://www.pure-cottages.jp/plan/366
経済産業省が旗振り役となり21世紀型社会に求められるソリューションの共創・実証実験・社会実装の場として注目される「リビングラボ」。本プロジェクトは国内最大規模のリビングラボである「ナスコンバレー」において地方創生・空き家問題解決を目指す株式会社LIFULLが企画した実証実験です。
【本案件におけるa-techの役割】
首都圏エリアにおいてエンドユーザー向けおよび不動産管理会社・中古不動産再販会社に向けた築古不動産バリューアップのリノベーション施工サービスを行うa-techは、築古の空き別荘を購入した株式会社LIFULLと共に、VUILD株式会社が導入する木材の3D加工機「ShopBot」で加工を施したサウナユニットを活かしたリノベーションのアドバイザー、施工を担当しました。
リノベーションアドバイザーおよび施工担当として参画したa-tech。
企画段階から施工の方向性、サウナユニットの活かし方、サウナ商品選定などのコンサルにはじまり、内装・エクステリア(サウナデッキ制作)などの施工を通して心地よい空間づくりをプロデュース。
リノベーションに関わるあらゆる事柄をトータルで監修し、プロジェクトの施工面においてリードしました。
なお、本実証実験で使用したサウナユニットやウッドデッキの木材は栃木県産の杉材を使用。地産地消で建設時のCO2排出量を抑えるなど環境面にも配慮しながら施工いたしました。
【a-techが目指すもの】
本プロジェクトにおいて「3Dスキャンによる現況データを用いた遠隔での打合せや見積作成など設計・施工プロセスの効率化」の実証実験を行ったa-tech。「リノベーションとデジタル技術の融合」を掲げる私たちは、ベンチャーならではの強みとフットワークの軽さを活かし、業務効率化・現場の生産性の向上にテクノロジーを積極的に導入し有効活用しております。
今回の実証実験を経ての新たな課題として、さらなる業務効率化や現場の連携を推し進めるべく現在試作中のアプリの運用活用を目指していきたいと考えます。
空き家問題の解決において重要視されているリノベーション。DX化が進めば「伝達ミスによりお客様のオーダーと完成物が一致しない」という非生産的なトラブルを回避し、「現地出張・対面以上」の成果をもたらす事で、コストカットしつつクオリティの高い施工が両立するなど様々なメリットが期待され、リノベーションがより身近なものになると考えます。
よりよい未来をつくるためa-techはリノベーションとデジタル技術の融合でこれからも地方創生に尽力してまいります。
【会社概要】
株式会社 a-tech(エーテック)
TEL:03-6380-6130
本社所在地: 東京都目黒区上目黒1-1-5 第二育良ビル6F
設立:2020年9月
共同創業者 代表取締役: 板坂 宜昭
URL: https://a-techs.jp/